【映画】ドラゴン・タトゥーの女-あらすじ・ネタバレ・レビュー・感想2

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前回からの続きで、ドラゴン・タトゥーの女のドラゴン・タトゥーの女-あらすじ・ネタバレ・レビュー・感想を綴っていきます。

それでは、どうぞ!!

■リスベットとミカエルが出会ってから~

リスベットのアパートで初対面を果たしたミカエルとリスベット。
ハリエット失踪事件の調査のために、ヘーデスタのコテージへ向かう2人

<2人で事件の調査を始める>

自宅でリスベットは、過去に起きた聖書のレビ記に準えて行われた殺人事件の調査をレポートに纏めていきますが、
警察で該当の事件がデータ化されていないことを確認します。
一旦、ヘーデスタに戻るミカエル。
何故か「キャッーーート!!」と叫ぶミカエル。ココはのシーンは、個人的にツボです 笑
さて、戸締まりはして、猫は外にいたはずなのに、何故か家の中にいます。
何者かが、コテージに侵入して、中を物色していったようです・・・
心配になったミカエルは錠前を変えることに。

ミルトン・セキュリティーのIDカードを使い、警察署で事件の捜査資料の閲覧許可をもらうリスベット。
警察官から、事件は迷宮入りした経緯を伝えられ、事件の捜査資料を閲覧する直前に、警察官から
「最後に、食事をとったのはいつか?」と聞かれる。
リスベットは、かなり細身なので、これを侮辱ととり、憮然とした態度で、

「代謝が良くて、太らない体質なんだ」と答える。

しかし、景観は

「これから見る資料は、空きっ腹でないとキツいぞ」と返す。
どうやら、余程、凄惨な写真みたいですね。
警察官は、リスベットを気遣ってくれたのです。

資料の確認を終えて、ホステルで、事件に関わるレビ記を確認するリスベット

<ヴァンゲル一族と邂逅するミカエル>

ヘンリックの容態を確認しに行く、ミカエル。
ヴァンゲル一族が一堂に会しており、全員と初対面する。
イザベラ・ヴァンゲルから、

「仕事は終わりだ。とっととストックホルムへ帰れ」と

キツい一言をもらう。
マルティンがなだめるも一切聞く耳を持たない。
無視して、席を外すミカエル。

ちょっと、どこで邂逅したかの場所が分からないですが、
施設関係者の人が、イザベラに、ココは禁煙だと伝えても、睨みつけてタバコを吸い続ける・・・
この描写で、イザベラがとても癖の強い人であることが分かります。

リスベットは、引き続き、各地で起こった事件を、愛車のバイクを使って調査を進めていきます。

<ヘーデスタに到着したリスベット>

夜、マルティンが、ミカエルのコテージを訪問。
自分の家族に非礼を侘びにきます。

外でタバコをふかすミカエル。
一応、人の家なので気を使っています。

また、母のイザベラはヘンリックのことを嫌っているとミカエルに伝えます。
夫のゴットフリード(マルティンとハリエットの父)が亡くなってから、イザベラは酒に溺れ、子供たちのお世話が出来なくなってしまいました。
それを不憫に思ったヘンリックが子供2人を、イザベラから取り上げてしまったため、それ以来、元々悪かった関係が、
更に悪化してしまったとのこと。
マルティンは、ヴァンゲル一族は、自分が抑えるから、ヘンリックの仕事は継続して欲しいと、お願いします。

そこへ、リスベットが到着します。
マルティンが挨拶のため、握手を求めてもそれを無視するリスベット・・・
さすがです。

マルティンは、リスベットがミカエルの彼女かと聞きますが、
ミカエルは、否定しつつ、アシスタントであることを強調します。
話が終わると、マルティンは帰宅します。

コテージに戻り、リスベットと2人きりになるミカエル。
リスベットのバイクについて、自分も昔、バイクに乗っていたとリスベットに伝えるも、
知っていると一蹴されます。
まぁ、リスベットはミカエルの身辺調査を徹底的やっているので、そりゃそうなんですが・・・

サンドイッチを進めたり、ここは禁煙だから、外でタバコを吸って欲しいと伝えても、
ほぼ無視するリスベット。

しかし、事件調査については、雄弁にミカエルに報告をしてくれます。
ハリエットの手帳にあったメモに関する事件以外にも、5件ほど聖書のレビ記に準えたと思われる事件があることを、
ミカエルに報告してくれます。

リスベットが調査した結果、聖書になぞらえた連続殺人がスウェーデンで行われていた可能性が高いことが分かります。
また、被害者は全員、聖書に出てくる名前であったことも・・・
つまり、ユダヤ人ということです。
ヴァンゲル家には、ナチスに傾倒していた人物が多いので、ヴァンゲル家の誰かがこの殺人事件に関わりがあることをミカエルは示唆します。

夜も更けてきたので、2人は寝ることに。
リスベットは、ソファで寝ると言います。リスベットととのコミュニケーションに難儀するミカエルは、
猫が家に入ってくるかもと、雑談らしきものをしかけますが、ほぼ無視するリスベット。
そして、ハリエットだけ、この連続殺人に準えてないことをミカエルに伝えます。。。

<愛しの猫ちゃんが・・・明確な脅し>

夜が明けて、場面は朝に。
リスベットの見た目だと、朝はとても弱そうなのに、早起きして事件の資料を印刷しています。
印刷がてら、ミカエルのパソコンを眺めるリスベット。
ミカエルの過去の写真を見ています。天才ハッカーですから、他人のパソコンにログインするくらい訳ないです。

プリンターの音で、起床するミカエル。
そろそろ、何が僕の物で何が君の物か話し合おうかとリスベットをたしなめるミカエル。
個人的にここの描写好きですね。
普通だったら怒り出しそうですが、リスベットを信用しているからでしょうね。

パレードの写真に気づいたミカエルを褒めるリスベット。
※事件があった当日に撮られた写真で、ハリエットが怯えている写真です。

その写真に、ハリエットの後方で写真を撮る人物がいることに気づくリスベット。
この人物が写っている他の写真を探すと、木工店のステッカーが貼ってある車に乗り込んでいる写真が見つかりました。

この木工店を特定しなければなぁと、つぶやくミカエル。
タバコを吸いに玄関の扉を開けると、なんと扉の前に猫のバラバラ死体が・・・
この事件を暴かれると困る人間から、明確な警告です。

動揺を隠せないミカエル。吐き気を催しますが、毅然と証拠写真を撮るリスベット。

<木工店の特定に急ぐミカエルと、ミルトン・セキュリティーを訪問するリスベット>

ヘーデスタ近辺の木工店を聞き込みするミカエル。
店主から、その木工店は潰れてしまっていると言われてしまう。
しかし、店主から1966年の話ならば、老人ホームで聞くのが良いのではと、提案され老人ホームへ。
とあるおじいちゃんから、その木工店と関わりのある人物を知っていると言われる。
店主とその息子は死んでしまったが、奥様はまだご存命であり、住んでいる場所も知っているとのこと。
その場所へ向かうミカエル。

該当の人物の家に行くミカエル。
可能性は限りなく低かったが、なんと、新婚旅行だったため、該当の人物はまだ当時の写真を持っていた。
写真を受け取って、確認するもの写真がぼやけていて顔の判別がつきにくく、ハリエットが誰を見ていたのかまでは、わからなかった・・・

ミルトン・セキュリティーに到着するリスベット。
猫の件もあったため、監視カメラをオフレコで借りに行くことに。
ミルトン・セキュリティーは、警備会社なので、そういった機器は豊富なんでしょうね。
ただ、申請書類を提出していないため、担当者から難色を示されるが、借りることには成功。

場面は変わって、陰鬱な表情のビュルマン弁護士へ・・・・
リスベットにあれだけ脅されて笑顔では、いれませんよね。

事務所のエレベーターから、下に降りようとすると何とそこにはリスベットが。
ビュルマン弁護士が書いたリスベットの月次の報告書の内容にに苦言を言い、タトューを除去するサイトを除くなと警告します。
この警告を聞かなかった場合は、額にタトューを彫ると脅します。
リスベット恐ろしい娘・・・
まぁ、ビュルマン弁護士にやられたことを考えると、だいぶ甘い気もしますが。

<ゴットフリードの溺死事件に着目するミカエル>

少々、捜査の手詰まりを感じるミカエル。
ゴットフリード(ハリエットの父)が、溺死した現場を視察に行きます。
場所は、ヘーデスタ敷地内にあります。

現場に特に手がかりになりそうなものがないので、取り合えずゴットフリード邸に入るミカエル。
中は荒れ放題で、今は誰も管理していない事が分かります。

一瞬ですが、トム・クランシーと言う人の小説が写ります。
また、ハリエットのノートを家の中で見つけます。

特に収穫なし、と言った感じで丘に登るミカエル。

その時、何とミカエル、狙撃されます。
頭から血を流しながら、森の中を全力失踪するミカエル。
時折、追撃の銃声が聞こえる中、命からがら逃げ出します。

小説版だと、軍隊にいた時に教官に叩き込まれた匍匐前進で、現場から退避します。
※スウェーデンには、徴兵制があるようです。

場面は変わって、コテージに到着したリスベットへ。
ミルトン・セキュリティーからオフレコで借りてきた機材を、慣れた手付きで取り付けいきます。
監視カメラの映像確認をしていると、息を切らせたミカエルが動揺しながら家に転がり込んできます。

頭の傷をシャワーで流すミカエル。
ここの場面が、何となくシュールです 笑

デンタルフロスで、傷を縫合しようとするリスベットですが、テープじゃダメかと言うミカエル。
問答無用で、ミカエルにウォッカを飲ませて、縫合するリスベット。
ランボーの洞窟での縫合シーンを思い出します。

縫合が終わった後に、着替えるために、自分の寝室に戻りパンツ一枚になるミカエル。
何となく、周りを気にするリスベット。
入念に戸締まりをし、家の電気を消していきます。

寝室で、ココの連中はイカれてるだの、傷が痛いだのと悪態をつくミカエル。
そのミカエルの寝室に、入り服を脱ぎだすリスベット。

キョトン顔のミカエル。
小説版では、ミカエルはプレーボーイとして描かれており、基本的に女には困っていない描写が多く書かれていますが、
映画版ではあまりその事に触れられていません(エリカと不倫を匂わせるシーンはありますが・・・)

一応、やんわりとリスベットの申し出を断ろうとします。
自分は親父だし、君は若すぎるとか、仕事仲間とか・・・
リスベットは、エリカとは寝てるくせに、仕事仲間と言うのは理由にならないと窘めます。
自分なりの規範があるから~と、モゴモゴ言うミカエルをリスベットは押し倒します。

事が済んだ後に、一服するリスベット。
男前過ぎます 笑。
ここで、自分の吸っていたタバコをミカエルに渡します。
それを受け入れるミカエル。

少し、話は脱線しますが、ミカエル役のダニエル・クレイグは、この映画の前に「007」の撮影後があったため、
体がバキバキでしたが、監督が不摂生しているはずの記者がこの体はおかしいと言うことで、太らせることに躍起になっていたとのこと。あんまり、効果は出なかったみたいですが。

リスベットとミカエルの逢瀬ですが少し唐突な様に映るかもしれません。ただ、小説版でも流れとしては同じような感じです。
ミカエル同様に、リスベットも性生活は、奔放で、むしろエクスターを得られるのであれば、男も女も関係ないと思っています。単純に、性欲が高まって近場にいた男がミカエルだったからヤッたって感じと本人は思っていますが、本当はこの頃から、ミカエルに対して好意を抱きはじめていたのかもしれません。

夜が明けて、ミカエルが起きるとリスベットが作ったと思われる朝食が準備されています。
シンクの上で、タバコを吸うリスベット。

ミカエルにあなたとの仕事が好きだと伝えます。
ミカエルも、僕もだとリスベットに伝えます。

愛情表現が不器用ですが、リスベットの性格を考えるとこれが精一杯ですかね。

この映画の不思議なところは、どんどんリスベットが可愛くみえてくるところです。
最初の登場シーンからは、パンクな感じの少年のような少女ですが、時間が経つにつれて凄く魅力的になっていきます。

2回の投稿で終わらせようと思いましたが、3回にします 笑
もしかしたら、もっと増えるかも。
また、暇を見つけて書いていきたいと思います。

それでは、また。
Fight For Liberty。

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