【映画】ドラゴン・タトゥーの女ーあらすじ・ネタバレ・レビュー・感想

こんにちわ。
Sandorcaです。

今回は、大好きな映画の1つである
『ドラゴン・タトゥーの女(原題:The Girl with The Dragon Tatoo)』を紹介をしたいと思います。
タイトルにあるように、紹介と言うよりも、あらすじ・ネタバレ・レビュー・感想って感じですが。
※書き始めたら、凄く膨大になってしまいました・・・

Amazonプライムのリンクは、以下です
映画:『ドラゴンタトゥーの女』

現在の小説のリングは、以下です。
Kindle:ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)
楽天Kobo:ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)

雑誌記者のミカエル・ブルムクヴィストと天才ハッカーのリスベット・サランデルが、
ある事件を解決するために、奮闘するのがこの映画の大まかな流れですが、
ミカエルとリスベットの関係性や、複雑に絡み合った糸を解きほぐしていくストーリー展開、
リスベット歩んできたの過酷な人生etc

刺さる人には、とことん刺さる映画かなと思います。
では、紹介です~。

■物語の概要

スウェーデン人の<スティーグ・ラーソン>の小説を映画化した作品です。
ちなみに、この小説ですが、2010年にアメリカで最も売れた推理小説なんだそうです。
ただ、2004年にラーソンは心臓発作で他界しており、前述の成功を見る前に亡くなってしまっています・・・ただ、人気の推理小説となったので、作者をバトンタッチして、小説は現在までに6作出版されています。

※ちなみに、バトンを引き継いだ<ダヴィド・ラーゲルクランツ>は『ズラタン・イブラヒモビッチ』の自伝を執筆したノンフィクションライターです。

■あらすじ

雑誌『ミレニアム』の記者兼共同経営者のミカエル・ブルムクヴィストが、大物実業家ハリス=エリック・ヴェンネルストレムを武器密売で告発したが、
逆に名誉毀損で訴えられてしまい、裁判に負け全財産を失ってしまう。

失意の中にいた、ミカエルに大財閥のヴァンゲルグループの前会長であるヘンリック・ヴァンゲルから、40年前に行方不明となった、孫娘であるハリエット・ヴァンゲルの事件についての調査依頼が舞い込んでくる。
最初は、渋っていたミカエルだが、調査依頼の成功と引き換えに、
全財産を失う原因となった、大物実業家ハリス=エリック・ヴェンネルストレムを不正取引の情報を渡すと言われ、依頼を受けることに。

ハリエットの調査を進めていくつれて、ある連続猟奇殺人事件との関連性を突き止めたミカエル。
自分だけでは、調査依頼の完遂が難しいと考え、アシスタントとして、調査員であるリスベットと邂逅したことで、物語は急展開を迎えることに。。。

■登場人物

この映画、とても面白いのですが、登場人物がまぁー多いので、少し絞って紹介します。

☆ミカエル・ブルムクヴィスト
雑誌『ミレニアム』の記者兼共同経営者。世の中の汚職や不正などを告発してきたが、大物実業家であるハリス=エリック・ヴェンネルストレムからの、返り討ちにあい、全財産を失う。共同経営者のエリカ・ベルジェとの長年の友人以上恋人未満の関係を断ち切れず、結婚生活が破綻したバツイチ子持ち。小説版では、スウェーデンの種馬の如く、色々な女性とベットをともにする。

☆リスベット・サランデル
ミルトン・セキュリティ社に勤めるフリーの調査員。
中学校を中退し、高校には進学せず、極度のコミュ障で、責任能力がなく精神異常者であると社会的には認知されているため、後見人を付けられている。
身体の色々な部分にタトゥーを入れており、背中に大きな黒龍を彫っている。
情報収集能力がずば抜けており、また、世界でもトップクラスの天才ハッカー。
映画版では、言及されていないが、映像記憶能力を保持していたり、自力で「フェルマーの最終定理」を解いたりなどのサヴァン的な能力がある。
また、ボクシングジムに通っていた時期があり、喧嘩も強く、危害を加えるものに容赦がない。

☆エリカ・ベルジェ
ミレニアムの共同経営者兼編集者。
上流階級の出身で、綺麗で頭のキレる女性。小説版では、超のつく陽キャ。
ミカエルとつかず離れずの関係。ちなみに既婚者。

☆ハンス=エリック・ヴェンネルストレム
スウェーデンの大物実業家の1人。
狡猾で、ミカエルの全財産を失わせた張本人。

☆ホルゲル・パルムグレン
リスベットの後見人。クラッシクとチェスを愛し、恵まれない子供たちへの支援を惜しまず、
昔ながらのおせっかいじいさん。登場と同時に脳出血で倒れてしまう。

☆ニルス・エリック・ビュルマン
ホルゲルの後任の後見人。ギャバジン製のパンツが好み。
裏の顔は、超がつくほどのサディスト変態野郎。

☆ヘンリック・ヴァンゲル
一昔前、スウェーデン経済の中心にたヴァンゲルグループの前会長。
ハリエット失踪事件に、執心しており、ミカエルに調査を依頼してきた人物。
ハンス=エリック・ヴェンネルストレムとは、少なからず因縁がある模様。

☆マルティン・ヴァンゲル
現ヴァンゲル・グループの会長。ヘンリックの兄の息子。
船を持ち、綺麗な彼女がいて、誰もが羨む家に住んでいるが・・・

☆ハリエット・ヴァンゲル
ハリエット失踪事件の中心人物。16歳の頃に、忽然と姿を消してしまい、
以来、ヘンリックを苦しめ続けている。

■プロローグ

ヘンリック宛に押し花が送られてくる所から物語はスタート。
毎年、名前もなく送られてくる押し花に、狼狽えるヘンリック。

その後に、オープニング・ムービーに入りますが、これがまぁカッコいい。
モノトーンを基調として、ワスプ(スズメバチ)、Apple、ドラゴンなどが出てきて、
本作の主人公のリスベット・サランデルってこんな人だよ~と言うのを暗示させてくれます。
後、沼に沈んでいく描写や紐?で雁字搦めにされる人の描写もあり、リスベットの自由のなさも感じさせてくれます。

■序盤~ミカエルとリスベットが出会うまで

映画のシーン別に描写と感想を書いていきます。

<裁判に敗訴したミカエル>
裁判所から、敗訴したミカエルが出てきます。
自虐的にインタビューに答えながら、カフェに入ります。
カフェで、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムの勝ち誇ったインタビューを聞いて、イライラしてしまいます。カフェでマルボロ赤を買うも、ちょっと吸って捨ててしまいます 笑

失意の中で、ミレニアム本社に戻り、共同経営者のエリカに、タバコを窘められつつ、
エリカ「夫には、今日は外泊すると電話するわ」と慰められます。

ちなみに、ここですが、小説版ではエリカの夫は、エリカとミカエルの関係を容認しています。
なんなら、3人で・・・いや、やめましょう。この夫婦、なかなかぶっ飛んでます。

<ミルトン・セキュリティ社>
ミルトン・セキュリティ社で、社長のドラガン・アマンスキーとヘンリックの弁護士ディルク・フルーデが、リスベットを待っています。
アマンスキーは、リスベットが最も優秀な調査員であると言いつつ、普段は依頼人にリスベットを会わせないことを、強調してフルーデに伝えます。

そりゃ、見た目がパンクロッカーみたいで、挨拶しても返事をしない人を、顧客には会わせられんわな・・・。

話の流れの中で、調査対象者がミカエルであることが分かります。
リスベットは、ミカエルの調査結果を一言で、クリーンだと評しています。

また、リスベットが提出した調査資料以外の私見を述べるように、促された時に、
ミカエルが、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムにハメられたことを示唆します。

前戯のくだりは、最初に見た時にだいぶ面食らいましたね。

<リスベットのお家>
インスタント麺を準備しつつ、コーラを飲みながら、タバコを吸うリスベット。
だいぶ、年季の入った家のようです。
ここで、フルーデを調べるリスベットですが、
ウィンドウに「ブルムクヴィスト様~」というメールが着弾しています。
ココで、リスベットがミカエルのパソコンにハッキングして情報収集を行っていることが分かります。

そして、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムを調べはじめるリスベット。
ヴァンゲルグループに1年間だけ、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムが勤務していたことに気づきます。

<クリスマスパーティをするミカエル>
エリカの肩を抱いているのが、エリカの旦那さまであるグレーゲル・ベックマンです。
ちなみに、彼、小説版では職業が芸術家です。
ミカエルが妹アニカ・ジャンニーニと会話しています。彼女の職業は、女性の権利を専門とする弁護士です。小説版では、リスベットを助けるために大活躍しますが、本編では特に活躍の場はありません・・・。

ミカエルの娘である、ペニラ・アブラハムソンとの会話です。
ママがミカエルの心配ではなく、お金の心配をしていることをグサっと伝えてくれます。

<ハリス=エリック・ヴェンネルストレムの家に張り込むリスベット>
家の電子セキュリティを簡単に破るリスベット。
昭和の時代、固定電話のプッシュ音だけで、番号を推測できる人がいましたが、
リスベットもそのスキルがあったようです。
地下のネットワーク機器の写真を撮影するリスベット。
どうやら、ハリス=エリック・ヴェンネルストレムに興味を持ったみたいです。

<クリスマスパーティ中のミカエル>
食事の前に、何やらお祈りをするペニラ。
ミカエルに質問されると、「命の光」と言うキリスト教系の新興宗教に入信したっぽいです。
これって、日本だと全力で止めそうな案件だと思うのだけれど、スウェーデンだと一般的なのかな?
ただし、このペニラの入信が事件を解く大きな鍵になります。

ちなみに、不機嫌そうに席を立つのは、ミカエルの元嫁のモニカ・アブラハムソンですかね?
小説版だと、ミカエルとは友人関係を保っており、別の男性と再婚しています。

突然電話がなり、フルーデからミカエルに、ヘーデスタまで来るように連絡が入ります。
また、最初は断っていたミカエルは、半ば強引に電話を切ります。

その後、エリカとベットを共にし、自身がミレニアムを去るプレスリリースの原稿を執筆します。
ミカエルは、気乗りはしないながらも、ヘーデスタでヘンリックの話を聞くことにしました。

パーティの後に、旦那を残して、愛人の家に行くエリカの胆力には驚きました 笑

<ヘーデスタへ向かうミカエル>
いや~本当に寒そうな描写で・・・笑
今日の16時半の電車で、帰ることを、強調するミカエルと、雪で電車が止まるかもと嘯くフルーデ。
吹雪の中で、ヘンリック邸を目指します。

ヘンリックとミカエルが顔を合せます。
ここで依頼の概要が紹介されます。

表向きは、ヴァンゲルグループの栄枯盛衰を本にすることだが、
本当の依頼は、兄の孫娘の失踪の真実を突き止めて欲しいとのこと。

※映画版では、省かれていますがこの物語の中で、ミカエルは『名探偵カッレくん』として知られています。
『名探偵カッレくん』は、スウェーデンでは有名な児童書で、カッレくんが様々な事件を解決していく物語です。
ミカエルが、駆け出しの記者だった頃に、世間を騒がせていた連続強盗グループの正体を暴き、一躍花形記者となりました。
そのため、実績があり、リスベットの調査通りのクリーンな男であれば、依頼できるとふんで、ヘンリックはミカエルに依頼したと思われます。

ちなみに、このあだ名を付けられたのは、カッレくんの本名がカッレ・ブルムクヴィストであり、ミカエルの本名が、カール・ミカエル・ブルムクヴィストであることが起因しています。

<リスベットとプレイグとの会話>
プレイグは、リスベットとのハッカー仲間です。
腕はピカイチで、主にハード系の機器の作成に長けています。
リスベットとは、何度か仕事をともにしており、数少ないリスベットの理解者です。

<ヘンリックの事件の詳細な説明>
さて、ここから事件の詳細がヘンリックから語られます。
下記に、簡単ではありますが纏めています。

【登場人物】
☆リカルド・ヴァンゲル(ヘンリックの兄)
熱烈なナチス信望者。第二次大戦にて死亡

☆ゴッドフリード・ヴァンゲル(リカルドの息子)
酒好き、女好きの道楽者。各地に営業周りをしていたが、ある晩に酔って湖に落ち溺死

☆イザベラ・ヴァンゲル(ゴッドフリードの妻)
育児放棄者。そのため、マルティンとハリエットの教育はヘンリックが実施。

☆マルティン・ヴァンゲル(ゴッドフリードの息子)
現グループの会長。

★ハリエット・ヴァンゲル(ゴッドフリードの娘)
マルティンの妹。1966年9月24日、16歳の時に失踪。

【事件の状況】
・事件発生日時:1966年9月24日
・地理的制約:ヴァンゲル邸は、離れ小島に立っており、本島と行き来するためには、橋を渡る必要がある。
・事件発生日は、年に1度のヴァンゲルグループの役員会と晩餐会のため、ヴァンゲル一族が集まっていた。
・近所で、ヨットクラブのパレードがあり、街はお祭りムードだった。
・14時過ぎに、ハリエットがヘンリックに話があると言ったものの、数分待つように言われる。
・島と本島を繋ぐ唯一の橋で、大事故が発生し、ヴァンゲル一族総出で救助活動を行う。
・事件発生から1時間後に、メイドのアナがハリエットが外に出ていくのを目撃。
・夕食時になり、ハリエットがいないことに気づく。それから、今に至るまで姿を消す
・船の利用した形跡はなし。橋も事件の後処理のため、警察と消防が詰めておりハリエットが出ていった形跡はなし。

ハリエットは、ヘンリックの誕生日に押し花を送っていたが、失踪後は、プロローグであった通り、名前なしでヘンリックに郵送されている。
このため、ヘンリックはハリエットを殺害した犯人から嫌がらせ目的で送付されているものであると推測。
この事実を知っているのは、ヘンリックと警察と犯人のみ。

16時半の電車を逃すミカエル・・・結局泊まることに。
ヘンリックの説明を聞いてもまだ渋るミカエル。そりゃ、40年以上前の事件の再調査であれば徒労に終わる可能性が高いですしね。
ただ、ヘンリックもだだでは引き下がらない。下記の報酬でミカエルの心を揺さぶります。

【ヘンリックの提示した報酬】

・調査期間中は、今までの給料の2倍を支払う。
・事件が解決すれば、4倍を支払う。
・現在、メディアがミカエルのインタビューを取るために必死に探しているが、ヴァンゲルグループ所有のコテージにいれば、雲隠れできる。
・ハンス=エリック・ヴェンネルストレムの不正取引の情報を差し出し、ミカエルに反撃のチャンスを与える。
⇒ここで、リスベットの調査結果の裏が取れます。かつて、ヴァンゲルグループで1年間ハンス=エリック・ヴェンネルストレムが働いていた事実です。

<リスベット、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムの家へ>
以前、調査したネットワーク機器に、プレイグ作成の機器を取付に行くリスベット

<エリカにしばしの別れを伝えに、ミレニアム本社へ向かうミカエル>
エリカは、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムが、本格的にミレニアムを潰そうとしていることを、ミカエルに伝える。
ミカエルは、俺はもうミレニアムの共同経営者ではないと言い、取り合わない。
ミカエルは、謝罪の意を込めてキスしようとするが、エリカに拒否される・・・

二人で起こした会社を、潰されそうな時に、凋落しているヴァンゲルグループの伝記を書くって言えば、まぁ妥当な反応ですね。

<カフェで、何やらプレゼントを準備するリスベット>
『ボビー・フィッシャー 魂の60局』という本に、飾り付けをするリスベット。
ちなみに、この本は実在するもので、チェスの本です。
ボビー・フィッシャーは、実在の人物で、アメリカのチェスプレーヤー。IQ180のチェス世界チャンピオンです。
『完全なるチェックメイト』で、ドキュメンタリー映画にもなった人物です。

飾り付けしたチェスの本を持って、プレゼントを渡しに行くリスベット。
ノックをしても、人が出てこないのドアに手をかけると、なんと鍵がかかっていない。
クラッシク曲がかかる部屋に入ると、老人が床にチェスの駒を散乱させて倒れている。

脈を取って、救急車を呼ぶリスベット。

倒れている老人は、ホルゲル・パルムグレン弁護士。
現リスベットの後見人です。
プレイグ同様にリスベットの数少ない理解者であり、リスベットを一人の大人の女性として扱い、
チェストとクラッシクをこよなく愛しています。
ちなみに、リスベットとのチェスは一度も勝ったことがなく、早くからリスベットの特殊性に気づいていました。

小説版では、もっと関係性を掘り下げていますが、映画の尺の関係でカットされたようです。

<ヘーデスタに到着するミカエル>
摂氏マイナス17度のヘーデスタ。寒すぎるでしょ・・・
前回はフルーデが迎えに来ていましたが、今回はタクシーでヴァンゲル邸のコテージへ移動する。
到着後、電話が繋がらないことが発覚。
また、この寒空の下、猫を見つけて家の中に入れてあげるミカエル。

部屋の中があまりにも寒いのか、『国のない男』の読み終えたページを破りすて、暖炉に放り込む。

<病院に詰めるリスベット>
ホルゲルの安否を心配そうに見つめるリスベット。
医師からは、重度の脳出血のため、意識が戻ったとしも、神経障害が残ってしまうため、日常生活に戻れる可能性は低くと宣告される。
電車に乗って、途方にくれたまま帰宅するリスベット。

<叩き起こされるミカエル>
吹雪の中、管理人のグンナル・ニルソンに叩き起こされ、資料を渡される。
その後、ヘンリックと散歩がてら、一族の紹介を受ける。

☆ハラルド・ヴァンゲル
ヘンリックの次兄。長兄リカルド同様にナチス信望者で世捨て人。

☆セシリア
ハラルドの長女。ハラルドとの関係性は最悪。

ヘンリックと話している最中に銃声が聞こえる。
グンナルが島内で、狩猟していると、ヘンリックに紹介される。

夜、部屋に戻って、事件の時系列と関係者の分析を開始するミカエル。
ハリエットは、バック、財布、手帳などの所持品を残したまま失踪したと記録から確認。

翌日、ハリエット失踪事件を捜査した、グスタフ・モレル警部補から話を聞くことに。

事件当日、ハリエットはヨットクラブのパレードを見学しに友人と出かけたが、
気分が悪いと先に帰ってしまったとの証言があり、何か秘密を抱えていたとのこと。
また、ハリエットは非常に聡明であり、16歳にしてヘンリックの事業の手伝いをしていた。
ヘンリックは周囲にいずれはハリエットを後継者にと伝えていたことが、モレルの証言から分かった。

ミカエルは、失踪時にハリエットが残した手帳について、モレル警部補に質問をするが、
もう暗記するほど調べたため、見る必要はないと突き返される。

が、最後ページの文言と数字については謎のままであると言われる。
数字の羅列は、地元の電話番号であると推測でき、
また、マグダとR.Lは女性の名前であると考えられるが、それ以外は未だに分からないと言われてしまう。

最後に、辛い事件を思い出させてすまないと、モレル警部補に侘びを入れるミカエルだったが、
モレル警部補からは、これは、私にとっての”レベッカ事件”だから気にしなくと良いと言われる。

”レベッカ事件”は、未解決事件の1つで、刑事は誰しもが何かしら未解決事件に取り憑かれるものだから、その心情は分かるよと、ミカエルに伝える。

さて、モレル警部補は、”レベッカ事件”と”ハリエット失踪事件”は無関係であると言いましたが、
これが、失踪事件に大きく関わってくることになります。

<ニルス・エリック・ビュルマンとの出会い>

ホルゲルが倒れたことで、後任の後見人と会談することになったリスベット。
リスベットは、仕事について質問されるも、嘘をつくことを選択。
郵便の仕分けやお茶汲みって、あんた・・・

また、金銭管理をリスベットではなく、今後はビュルマンが行なう方向になってしまう。
確かに、飲酒・ドラッグ・暴行事件・精神病院への入院・里親の変更4回。
この部分だけ見てしまう確かに金銭管理はできないと判断されてしまう。

また、精神病院送りにすると脅され、止む無くビュルマンの条件を飲むことに。

<マルティンとの会談>
マルティンの家に向かう道中で、マルティンの恋人リヴ(別に旦那さまがいるので、人妻です。つまり不倫)と出会い、車でマルティン邸へ。
やはり、スウェーデンの映画なので出てくる車はVOLVOですね~

モデルルームの様な素敵な家に住んでいるマルティン。
まぁ、ヴァンゲルグループの現会長ともなれば多少はね・・・。

ただし、どこかしらの窓などで隙間が空いていると風音が鳴り響くの玉に瑕。
これが、後にミカエルに大災難を引き起こすとはね。
ちなみに、マルティンも狩猟をやるようで、出てきた料理はヘラジカ料理でした。

マルティンはハリエット失踪事件当日は、4時半の電車でヘーデスタに到着していたとの証言をし、この場面は終わりました。

<ホルゲルの退院とひったくり>
ホルゲルは退院したものの、やはり神経障害が残っていたのか、
リスベットとうまくコミュニケーションは取れない。
福祉局から新しい後見人が決まったことを報告するリスベット。
金銭管理を取り上げられたことや不快感を感じたことは、ホルゲルを心配させないように、伏せて報告をしています。

電車で帰宅中のリスベットですが、ここで事件が起こります。
なんと、エスカレータでひったくりに遭ってしまいます。
バックは取り返したものの、大事なMacbookがお釈迦になってしまいます。

<セシリアとの会談>
突然ミカエルを訪問するセシリア。
どうやら、ミカエルが、ヴァンゲルグループの自伝ではなく、ハリエット失踪事件のためにココに来たのでは?
と察知し、それを確認しに訪問をしたようですね。

本当にこの一族は、仲が悪いらしく、ミカエルがハリエットの質問をすると、
私は仲が悪いから、アニタに聞けと言ってしまう始末。

ちなみに、小説版だとミカエルと肉体関係を結ぶことになりますが、映画版では、ちょっと意地悪なおばさんとして描かれています。

<MacBookの故障、そして・・・>
Appleショップにて、MacBookの修理を依頼しに行きますが、修復不可能だと言われてしまいます。
新しいMacBookを手に入れるためには、お金が必要ですが、
後見人がビュルマンになったことで、自由にお金を引き出すことができません。
なので、ビュルマンのところへ向かいますが、、、

!!!ココからだいぶヴァイオレンスな表現がありますので、苦手な方は飛ばして下さい!!!

 

ビュルマン、金が欲しければ性的奉仕をしろと、リスベットに要求。
弁護士で、こんなクソ野郎いるんですかね?
しかも、喋っている描写の中で、自分と子供たちとの写真も出てきます。
胸糞が悪いです。。。

※この時以来、ギャバジンが嫌いになりました 笑

ここの部分の描写が細かくて、トイレでリスベットが白い液体を吐き出します。
このおっさん、どうやら口に出したっぽい・・・

”奉仕活動”の報酬を手に入れたリスベットは、帰宅し復讐を誓います。

<ロンドンへ向かうミカエル>
アニタに会うため、ロンドンへ向かうミカエル。
喫煙が常習化してしまったいるせいか、ブレスケアに余念がないです。

アニタは、投資コンサルタントで見た目から聡明で自信あふれる印象を受けますが、
ミカエルが、ヘンリックの自伝を執筆中のため、訪問したことを伝えると、かなりの警戒心と嫌悪感を顕にします。

インタビュー中も、質問には答えてくれるものの、早く終わって欲しそうな様子がありありと伝わってきます。ただ、ハリエットと仲が良かったのもあり、失踪前のハリエットの様子をミカエルに伝えてくれます。陰鬱な日もあれば、快活な日もあり、かと思えば聖書を読み耽る日もある。
とても不安定な娘であったと証言してくれます。
また、言及はしませんでしたが、父親と絶対に何かがあったとミカエルに伝えます。

<ビュルマンへの復讐を目論むリスベット、だがしかし・・・>
!!!ココからだいぶヴァイオレンスな表現がありますので、苦手な方は飛ばして下さい!!!

 

お小遣いの前借りを餌に、ビュルマンとの面談を取り付けるリスベット。
しかし、オフィスにて面談をする予定であったが、ビュルマンは面談の場所に自宅を指定する。

リスベットは、ビュルマン宅へ向かい、部屋に入ると、ビュルマンは、ベットルームへリスベットを促す。
お金を貰うために、毎回これをしなければならないのか?とビュルマンに尋ねるリスベットだったが、ビュルマンは何も言わずに、リスベットに手錠をかける。

必死に抵抗するリスベットだったが、大柄なビュルマンになすすべなく拘束されて、気絶してしまうリスベット。目を覚ますと、ベットにうつ伏せで拘束されている。

猿ぐつわをされ、服を脱がされるリスベット。

そして、ビュルマンから悪魔のような一言が。

「ア○ルは好きか?」

初めて鑑賞した時に、何かあるだろうなと思っていましたが、
想像の上行く、出来事に見た時は唖然としました。

しかし、ただではヤラれないリスベット。
前回の状況を鑑みて、リュックに隠しカメラを仕込んでいました。
ただ、性的虐待の証拠は手に入れたものの、その代償はあまりにも大きかったです。

コトが済み、小切手を受け取り、フラフラになりながら家路につくリスベット。
ビュルマンの家を出る時に、白々しく、家まで送ることを提案するビュルマンには、寒気がしました。。。

家につくと、薬をのみ、シャワーを浴びるリスベットの描写が入りますが、
体中に擦過傷が見て取れ、お尻から出血しています。
本当に痛々しいです。

<エリカ、ヴァンゲル邸を訪問>
ヘンリックから電話で呼び出されたエリカを迎えにいくミカエル。
ヘンリック、マルティン、ミカエル、エリカで会談。

裁判での敗訴の件で、「ミレニアム誌」の台所事情は火の車になっていた。
そこで、ヘンリックは現経営者のエリカに対して出資の申し出をしてきたのだ。

会社が大変な時に、共同経営者だったミカエルを引き離してしまったため、
道義上、出資をしたいとのことでした。

ミカエルは、「ミレニアム誌」は独立性を重んじているため、
出資は受け入れられないと突っぱねる。まぁ、ヴァンゲル一族の異常性を見ていればその判断は分かります。
ただ、出資を受けなければ3ヶ月以内に潰れてしまうため、エリカは出資を受ける判断をします。
独立性を担保した上で、出資することを、ヘンリックとマルティンが約束してくれたのが大きかったと思います。

さて、久々に愛人とあったことで発情中のエリカは、会談が終わるとすぐにミカエルをベットに誘います。ホント、このおっさんモテるなぁ 笑

<復讐に燃えるリスベット>
新たなタトゥーを彫りにきたリスベット。
皮膚の薄い足首へのタトゥーはかなりの激痛を伴うこと、彫師に言われるが、
自分が下手を打ってしまった戒めのタトゥーなので、問答無用で受け入れるリスベット。

タトゥーを掘る前に、彫師に、質問するリスベット

「そのタトゥーを彫る機材はいくらか?」と。

う~ん、不穏な匂いしかしない。

場面は変わってヴァンゲルグループが正式に「ミレニアム誌」に出資することがプレスリリースで発表される。ヘンリックは、濁してはいますが、明らかにハンス=エリック・ヴェンネルストレムを意識してインタビューを受けています。
対して、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムも、ミカエルに騙されていることを強調して、
ヘンリックを避難します。

ここでで場面は、リスベット宅へ。
リスベットが、PCにハッキングしているため、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムのメールが、筒抜けになっています。メールの宛先を見ると、弁護士にヴァンゲルの狙いは何か相談しています。

<ヘーデスタ通信へ向かうミカエル>
夜、コテージへ戻るミカエル。
事件当日に取られた写真を精査していると、ヴァンゲル家の窓に映る人影に注目します。
見た目的に、アニタ・ヴァンゲルと推測し壁のポストイットに追加します。

また、写真が他にもないかを確認するため、提供元の「ヘーデスタ通信」へ向かいます。

ここですが、小説版だと、窓に写っている人影がある部屋は、ハリエットの部屋になります。
また、背格好が似ているとミカエルが最初に判断をしたのは、アニタではなくセシリアでした。
そのため、肉体関係を結んで仲良くなっていたセシリアと少しぎこちなくなります・・・。

<復讐に燃えるリスベットと自業自得のビュルマン弁護士>
家賃が払いたいので、お金を求めにビュルマン家に行くリスベット。
前回のプレーが荒っぽ過ぎたことを、何となく詫びるビュルマン弁護士。
ほんまに、こいつカスやな。

リスベットは、事前に準備していた、スタンガンを押し当てビュルマンを気絶させます。
ここから、壮絶なリスベットの復讐が始まります・・・

場面は、少し変わりヘーデスタ通信から受け取った写真を調べ始めるミカエルの描写が一瞬入ります。

!!!ココからだいぶヴァイオレンスな表現がありますので、苦手な方は飛ばして下さい!!!

 

口にはガムテーブ、結束バンドで床に磔にされ、全裸にさせられるビュルマン弁護士。
目元を、黒くメイクしたリスベット。

前回あった時に、秘密裏に隠しカメラを設置していたことを、ビュルマンに明かすリスベット。
そして、隠しカメラの映像を、ビュルマンに見せます。

そこには、がっつりリスベットを虐待している映像が写っていました。。。
ビュルマン万事休す。

タバコを吸うリスベット。
前回、ビュルマンの事務所で受けた性的奉仕で済むと思っていたことを打ち明ける。
自分の読みが甘かったこと、ビュルマンが本物の変態だったことをなじる。

自分のバックから、特大のディルドを取り出すリスベット。
泣き叫ぶビュルマンを無視して、ケツのアナに突っ込む。
悶絶のビュルマン。
まぁ、自業自得です。

ここで、ビュルマンにリスベットは命令します。
・リスベットの銀行口座の凍結を解除すること
・架空の面談報告書を作成し、いかにリスベットが正常であるかを強調すること
・リスベットが社交的かつ正常で、もう後見人が必要なことを裁判所と交渉すること
・リスベットはこれからビュルマンを監視し、仮に何か不穏な動き、もしくは、女性を家に連れ込ん
だら、即隠し撮りを世間に公開すること

上記の説明が済むと、ビュルマンに突っ込んだディルドに向けて、蹴りを2、3発みまうリスベット。悶絶のビュルマン。

さて、怒りに燃えるリスベットは、これで終わりではありません。
なんと、タトューマシンを取り出して、
ビュルマンの胸から腹にかけて、「私はレイプ魔のブタ野郎」と彫り込みます。

リスベット恐ろしい娘・・・

帰宅する時に、気絶しているビュルマンに、ニッパーを投げるリスベット。

途中の描写で、ミカエルがある事に気づく描写が出てきます。
それは、ヘーデスタ通信から借りた写真をつなぎ合わせてみると、
パレードを楽しむハリエットが、通りの向こう側を見てから、何かに怯えて友人の後ろに隠れていることが、分かりました。

通りの向こう側に何があったのか・・・
ハリエットは、何に怯えているのか??

<ペニラの訪問>
ミカエルが散歩から帰ってくると、一人の女性がコテージの前に座っています。
近づいてみると、娘のペニラでした。
久々の出会いを喜ぶペニラとミカエル。
何故、来てくれたのかを聞くと、どうやら聖書の合宿に参加するとのこと。
ちょっと、浮かない顔をするミカエル。

コテージで、軽食を取りながら会話をする2人。
ミカエルは、離婚が原因で、ペニラの近くにいれなかったこと侘びます。
ペニラは、ミカエルが宗教に傾倒することを嫌がっていることを伝えます。
ミカエルは、それ自体は否定はしないけど、自分が嫌がっているから、何も話さないということは辞めて欲しいと、伝えます。
何も話さないと言うことをしたくないから、私は今話しているとペニラ。
ここの描写で、離婚はしたものの良好な親子関係であることが分かります。

ペニラを駅まで送るミカエル。
別れの挨拶を交わす2人。

去り際に、ペニラが

「デスクの横に聖書の引用があったけど、カトリックをあまり非難しないでね。」
と言います。

ミカエルは大急ぎで、コテージに戻り、意味不明だった数字の羅列を聖書と照らし合わせます。
そうすると聖書のレビ記と符合していることが分かりました。

モレル刑事に連絡を取り、レベッカ事件の被害者のフルネーム(レベッカ・ヤコブソン)と殺害方法が、ハリエットの手帳にかかれていたイニシャル(R.J)とレビ記の記載が、合致していることを確認します。

レビ記の書かれている一部分を紹介します。

男または女で、口寄せ、または占いをする者は、必ず殺されなければならない。
すなわち、石で撃ち殺さなければならない。その血は彼らに帰するであろう。

おっかなすぎる・・・。

モレル刑事で電話で、話している時に、島に繋がる唯一の橋を猛スピードで、救急車が駆け抜けていきました。
ヘンリックが、心臓発作を起こしたためです。
ヴァンゲルの人々は、病院に向かいます。

場面は変わって夜に。
フルーデ弁護士が、コテージを訪問してきます。
憔悴しきっており、ミカエルにスコッチを求めます。

ヘンリックが、倒れてしまった今、だれに報告書を提出すれば良いかを尋ねるミカエル。
また、ハンス=エリック・ヴェンネルストレムのどんな情報を掴んでいるのかをフルーデに聞きます。

報告は、ヘンリックの代わりに、自分に伝えて欲しいこと。
また、自分はハンス=エリック・ヴェンネルストレムの件については、ノータッチであることを伝えます。
フルーデ自身、ハリエットの件はもう何も出ないと思っていることをミカエルに伝えますが、
新たな手がかりを見つけたと言うミカエル。
その新事実を確かなものにするために、優秀なリサーチャーが必要であると、ミカエルはフルーデにお願いします。

ここで、フルーデやらかします。

「優秀なリサーチャーを知っていますよ。あなたの身辺調査をした人です」と、口を滑らせます。

ミカエル怪訝な顔をします。
映画版だと、悪びれることなく雇う人間の調査をするのは、当然であると毅然な態度を取っていますが、小説版では、やらかした感が強く出ています。

ミカエルは、自分の報告書の提出をフルーデに求めます。

場面は変わって、ミルトン・セキュリティ社。
社長のドラガン・アマンスキーと面談するミカエル。
このリサーチャーと直接会話をしたいと申し出ますが、ドラガンはこれを守秘義務に反すると拒否。
ミカエルも食い下がり、調査資料の中には自分のかなり私的なものが含まれており、会わせてくれないのであれば、弁護士の妹とともに訴えをおこす構えだと伝えます。
また、自分も記者としてリサーチは得意なのに、リスベット・サランデルの情報が一切でてこないことを、ドラガン・アマンスキーに質問をぶつけます。

アマンスキーは、彼女は被後見人であるため、個人情報が封印されていること。
また、かなり過酷な人生を歩んでいるため、もし会うことがあっても、それを責めないで欲しいと
ミカエルに伝えます。

<ミカエルとリスベットの出会い>
クラブで、お酒を飲むリスベットに笑顔を向けながら女性が近づいてきます。
だんだん、イチャイチャし始める2人。
リスベットさん、実は女もイケるくちなのです。

楽しい一夜を過ごし、お持ち帰りした女性とスヤスヤ眠るリスベット。
そこに、朝食を持って突撃するミカエル。
突然の訪問者に混乱するリスベット。
そりゃ、調査対象者が自宅に訪問してくれば、誰だって困惑しますよね。
お持ち帰りした女性に帰ってもらい、一緒に朝食を取ることに。
ミカエルへの警戒心が強いリスベットは、ポケットにスタンガンを忍ばせて面談に望みます。

ミカエルは、武器は必要ないことをリスベットに伝えますが、
警戒をとかないリスベット。

リスベットが、フルーデに提出した報告書が、違法な手段で入手したもの、
つまりハッキングによってしか手に入れられないものであることを、ミカエルは伝えます。
しかし、それについて、何か訴えを起こす気はないけど、自分の調査を手伝って欲しいとお願いをします。

ミカエルは、ここまで自分が調査した事件の内容をリスベットに伝え、
リスベットは、ミカエルの事件調査に参画します。

この映画が開始してから、1時間16分ほど経って、初めてミカエルとリスベットが出会います。
長かった 笑

さて、この映画にとって最も重要なシーンの1つである、ミカエルとリスベットの出会いですが、
映画版と小説版では、微妙に演出が異なります。
それは、下記の通り

・小説版では、ミカエルは、リスベットの居所を自力で見つけますが、映画版ではドラガン・アマンスキーが教えたことになっています。

・リスベットがお持ち帰りした女性は、ワンナイトではなく、元々知り合いです。名前はミミと言って、この後の話にも登場する、結構重要な人物です。小説版では、それについて、もう少し掘り下げられています。

・リスベットとミカエルの会話ですが、ミカエルはもっと砕けた感じで、リスベットにジョークを飛ばして、場を和ませようとします。また、リスベットのミカエルに対する微妙な心情の変化(本来、他者を受け入れないリスベットが、ミカエルには心を開きかけている自分に、驚きます)について、小説版では書いています。

・映画版、ミカエルがリスベットに、自分が調べた事件調査書を渡しますが、リスベットはろくに目を通さずに、「覚えた」と言って、ほっぽりだしてしまいます。これはリスベットの「映像記憶能力」を暗示していますが、ココから読み取るのは、難しいです。

だいぶ、長くなってしまった・・・ので、今回はこの辺で。
次回は、リスベットとミカエルが出会ってからを、紹介したいと思います。
映画も面白いですし、小説も面白いので、興味をもった方は、ぜひ鑑賞してみて下さい。

それでは、また。
Fight For Liberty。

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